土日の日記

こんばんは。

先日、大きい本屋に行ってきました。
大きい本屋はいいですね。興味のない分野の棚でも行けば面白そうな本が並んでいます。お金がいくらあっても足りません。時間もいくらあっても足りませんし、買った本を全部読むのも一苦労です。
本との出会いは一期一会だと思っています。だから、その機会を逃したら一生読むことができない。そんなのは嫌なので本を買い集めてしまうのですね。手元においておけばいつか読めるはずです。手の届く範囲に本を置いておくことは安心のために必要です。
とはいえ特にお金は有限なので本を二冊だけ買いました。ウィトゲンシュタインに興味が出てきたので、彼に関する本です。入門書的立ち位置であろう『はじめてのウィトゲンシュタイン』と、彼の著書である『論理哲学論考』です。論考は箇条書きみたいになっていて読みやすいかと思ったら、時間をかけて読まないと理解ができそうになかったです。全部読むのが楽しみですね。

 

ジャズのイベントに行きました。
色々なバンドがいろいろな場所で同時多発的にライブをやるイベントです。
音楽文化を感じられるいい一日でした。個人的な好みですが、ジャズなら少人数の方がおもしろいかもしれないと思いました。ジャズに詳しいわけではないので、本当に素人の好みの話なのですが。
印象的だったのが、様々な習熟度の人たちが皆緊張を感じさせることもありつつ楽しそうにしていたことです。初めてライブを見に行ったのですが、それがとてもうらやましく思いました。人前で演奏する機会を持てずにもう二年ほどになりますが、やっぱり演奏会は楽しいですね。見るのも楽しいですが、やるのもいいです。
私は音楽を齧る中で苦い思いをすることもありました。しかし本質的には音楽に参加するという行為は快の感情が勝るのだろうと思いました。
プロでもアマチュアでも、その上で楽しそうに演奏していいステージがあるのは嬉しいことです。私もいつかバンドをやってみたいと野望を抱かせてくれるいい機会でした。