汚いものを覗き見たい!

こんばんは。

今日は私の住んでいる場所の気温がすごかったらしいです。道理で暑いと思った。
これ以上暑くなるのは勘弁してほしいといつも思っていますが、そんなのはお構いなしに気温は上がりますね。予報によるとこの暑さはしばらく続くそうです。勘弁してほしい。

突然ですが、汚いものを見たいという欲求があります。
汚いもの、例えば地面に落ちたチョコレートアイスクリームとか、口紅がベッタリついたタバコとか、汚れた公衆トイレとか。人間の食事や排泄にかかわるようなものを、見たくないのに見たくなります。
どうしてでしょうね。
少し考えてみたのですが、他人の弱みを一方的に覗きたいという願望の変形かもしれません。私は私由来の汚いものを見られたくありませんが、他人の残したそれなら見てみたい。汚いものは、他人が私と同じ人間という動物であり、汚いものを出さずには生きていけないことの証です。汚いものを隠して、すまし顔で生きることが求められる社会の中において、それを覗き見ることの優越感はないとは言えないのではありませんか。
他人の忌むべき動物性を、自らを安全圏に置いたまま覗き見る。それが私の本当にやりたいことなのかもしれません。
性格が悪いですね。あと、劣等感が強そう。実際そうなのでご明察というやつです。

なんてね。
もしかしたら理由は違うかもしれませんが、汚いものを見たときの背筋の毛が逆立つような不快感は、むしろ一周回って快感でもあるように思います。汚いものなんて触りたくないし、その場にいっしょにいることも嫌なのですが怖いもの見たさのような感覚で観察してしまいます。
ゾワゾワと鳥肌を立てながらしばらく見つめていると満足するのでよかったです。それを拾って収集してしまうとまた一段と難しい状況になってしまう。

こんなので大丈夫なのでしょうか。
私はみんなと同じように変な人なので、大丈夫なはずです。しかし、自分の手札と場に出された社会に適合しうるカードしか見えないこのゲームはとても難しいです。ババが三枚手元に来てしまったババ抜きみたいな気分で生きています。
だれかババを持っている人はいませんか? たぶんこれ、ババ抜きじゃないです。でも確信が持てなくて発言できない。情けないですね。

明日は涼しくなりますように。