海と食べ物

こんばんは。

今日も暑かったです。ツクツクボーシが窓の近くで鳴いていたのですが、なんだかぎこちなかったです。初心者でしょうか。

最近、本を読んだ以外のことを書いていないです。本を読む以外に楽しいことがあるわけではないのですが、本を読むことが特別楽しいというわけでもありません。買っちゃったので仕方なく本を読んでいるのかもしれません。本に失礼ですね。
本を読む以外に何をやっているかと言われると、そんなに大したことはやっていません。でも、今日は履歴書を書いたので頑張った方だと思います。履歴書を書くのは嫌いじゃないことが分かったので、これからどんどん量産していく予定です。仕事を探すほかには楽器の練習をしたり、作曲ごっこをしたりしています。

どこかに出かけたいですね。
今年の夏は暑くてどこにも行く気になりませんでした。まだ夏が少し残っているうちに海を見に行きたいです。海は怖いところですが、一年に一度は見ておきたい場所でもあります。自転車で三十分くらいのところに海があるので、いつでも行けると思って行くことがありません。もう少し近ければいつでも行くし、もう少し遠ければ気合を入れて行くことができるので、絶妙な位置にあると思います。
海に行くと、まずは海水を舐めます。しょっぱくて鳥肌が立ったのを感じてから、水たまりに取り残されたカニなんかを観察したいです。私の好きな海岸には洞窟があって、中に像が立っているのでそれを遠目に眺めて不気味さを味わいます。ちなみに、洞窟はコウモリの住処になっています。そして、夜になる前に帰ります。夜は危ないし、夜になると海が余計怖くなるからです。大きくて黒い蠢くものが目の前に横たわっていると考えると、逃げたいのに背も向けられない絶望的な気分になります。

海は怖いです。大きくて、中に生き物の生死がぎっしり詰まっています。
昔、釣りをした海で後日になって人間の遺体が見つかったことがありました。それ以来、海を見ると食べることと食べられることを思い出します。海の底で死んだものが食べられて、それを食べたものが陸に連れ出されて私のおなかを満たします。いつか私も海に帰って食べられるのが道理なのではないでしょうか。そうすることでバランスが取れる。でも、人間の死体を食べた魚を食べるのはよくあることとはいえあまり気分が良くないだろうから、やめておきます。